肌のメカニズムを知る@

肌は毎日私たちを平均約2ミリの薄いバリアでぴっちりと守ってくれ、体の内部の水分を保っています。肌の構造は大きく分けて三層、外側から表皮・真皮・皮下組織です。

 

この三層と付属する汗を出す汗腺・皮膚の脂肪分に関わる皮脂腺と毛などの働きが複雑に組み合わさって、肌を弱酸性に保ったり紫外線から守ったりしています。

 

外界から体の内部を守る働きが最大の肌の役割ですが、それだけでなく夏の暑い時期に汗腺から汗を蒸発させて体温を下げたり、体内の重金属を汗と一緒に体の外に出したりする排泄の作用も担っています。

 

肌の排泄作用は一時期ブームとなっていた、デトックスや半身浴などでおなじみなのでご存じの方も多いでしょう。他にも痛い・熱い・冷たいなどを肌で感じることによって危険を回避したり、特定の物質や光を体内に吸収したり皮脂分泌によって肌を潤したりします。

 

一番外側の肌組織の表皮はとても薄く、厚さはおよそ0.2ミリ。この薄さですが表皮はさらに外側から、角質層・顆粒層・有棘層・基底層と分かれます。

 

表皮で一番外界と接している角質層は厚さなんと約0.02ミリ。肌の水分保持に非常に重要で、煉瓦のように積み重なっているケラチン(角質細胞)の間に、セラミド等の細胞間脂質を蓄えています。

 

この細胞間脂質が肌の表面にある皮脂膜(肌内部からの水分発散を防ぐ)と一緒に、強力に肌の水分量を保っています。また角質というと何やら感じからして硬そうですが、角質細胞の中には水溶性の尿酸やアミノ酸からなる天然保湿因子NMF(Natural Moisuturizing Factor)が存在し、角質細胞に柔軟性を持たせ水分保持の役目を果たしています。

 

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