肌のメカニズムを知るA

表皮の中で体内の水分保持に重要なのは角質層ばかりではありません。次に乾燥肌対策に知っておきたいのが、表皮の四層目の基底層の役割。

 

表皮の一番外側の角質層から話は飛びますが、一番下の層である基底層では角質を作る細胞である『角化細胞』が作られています。 肌の新陳代謝のことをターンオーバーと呼びます。

 

基底層で角化細胞ができてから上の有棘層、顆粒層、肌表面の角質層で剥がれ落ちるまで約28日かかります。よく「ターンオーバーで肌は28日周期で生まれ変わる」といわれるのはここからきています。

 

誤解を受けやすいですが、28日間隔で肌の細胞が一斉に新しくなるのではなく毎日、角化細胞が基底層で生まれ押し上げられていって角質層で角質細胞となり最終的にはあか(角片)となって剥がれて、その細胞の28日の周期を終えています。

 

肌は内側から毎日新しくなっているのです。 基底層で出来た一つの角化細胞の28日をみてみましょう。基底層は約95パーセントの角質を作る細胞『角化細胞』と、色素を生産する細胞であるメラノサイトからなっています。

 

角化細胞は分裂や成長を続けながら細胞間橋という棘状のもので結びついている、表皮の中で一番厚い層である有棘層に達します。有棘層の外側に達すると、細胞内で顆粒を作って顆粒層を構成。

 

顆粒層では細胞間物質の元の脂質も作られています。基底層から移動して顆粒層に達するまで二週間、この過程で角化細胞はどんどん扁平になり、基底層に到達して角質細胞になり核を無くして肌の表面に移動するまでにまた二週間。

 

最終的にはあかやふけとして剥がれ落ちてその役割を終えます。角化細胞が基底層で生まれ、役割を終えるまでの変化を角化と呼びます。

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