乾燥肌は髪にも影響

一本の体毛には皮脂腺という皮脂を出す器官がついています。皮脂腺は体中の皮膚の組織にありますが、部分部分によって皮脂腺が多いところと少ないところがあります。

 

皮脂腺が多いところの一つは頭皮です。髪の保護のために多くの皮脂を分泌している皮脂腺ですが、皮脂分泌が多すぎると育毛に支障をきたしたりします。

 

逆に皮脂分泌が少なすぎると頭皮の水分が蒸発。頭皮が乾燥しすぎて、毛髪への水分供給が不十分となり髪の毛も乾燥して手触りが悪く傷みやすくなります。

 

肌内部の水分は約30%といわれていますが、この水分量が10%以下に少なくなると毛髪へ充分な水分供給が出来なくなります。充分な水分供給がなされないと、髪の表面のうろこ状のキューティクルが剥がれやすくなります。

 

肌も多重構造になっていますが、実は毛髪も多重構造。キューティクルは三重構造になっている毛髪の一番外側で、透明で硬い細胞がうろこ状に重なり合っている層にあります。瓦屋根のようにうろこ状に重なり合っていることで汚れをつきにくくし、髪の内側の水分や栄養素を守っています。

 

キューティクルが剥がれると、出来たすきまから水分が蒸発してダメージヘアに。ダメージヘアは傷んだ部分をカットしたりヘアケア剤で補修したり出来ますが、肝心の頭皮の状態を改善しない限り根本的な改善は期待できません。

 

皮脂分泌が少なすぎると乾いた感じのふけが出ますが、頭皮が脂漏性皮膚炎にかかっていると脂っぽいふけが出ることがあります。脂漏性皮膚炎は細菌感染や皮脂の分泌異常・ホルモンなどの代謝の異常やストレスや繰り返される外部刺激等の原因で起こります。

 

脂っぽいふけが出続けるようなら、皮膚科を受診しましょう。脂漏性皮膚炎は病気です。頭皮の異常は不規則な生活習慣や、刺激の強すぎるシャンプーを使用している・シャンプーの際に爪を立てて頭皮に傷を付けている・コーヒーやアルコールの多飲やヘビースモーカーで血行不良気味になっている等で誘発されます。

 

また紫外線対策を怠って頭皮にダメージを与えてたり、頻繁に髪を洗ったり朝にシャンプーをしても異常が起こることがあります。頭皮にも構成は違えど皮膚常在菌が存在します。

 

頭皮の常在菌を全て駆逐するような強い洗浄力のシャンプーで朝髪を洗うと、やっと生き残った常在菌がいても仲間を増やして常在菌叢を回復するのは12時間後から。その間、刺激が一杯の外界にバリアが整っていないまま頭皮はさらされます。

 

一時期流行った朝シャンですが皮膚常在菌に頭皮を守ってもらうためにも、シャンプーは夜に行いましょう。

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