日本の季節と乾燥肌

日本は国土に占める森林面積が約7割弱と、北欧と並んで世界有数の森林国です。世界の国々の森林面積が国土の3割弱なのからみると、いかに森が多いか分かります。

 

豊かな森林は日本を挟むように流れる二つの海流と一緒に、瑞々しい自然環境の中で多様な生物をはぐくんできました。地球の地軸の傾き・経緯や海流や日照時間などの様々な要因が日本に四季をもたらし、私たちは季節の変化を楽しむことが出来ます。

 

森と水の国といわれる日本ですが、一年を通して空気中の湿度が高いわけではなく秋冬や春先の湿度は気温と共に低下しています。森林が豊富な屋久島でさえ過去に一度、湿度0%を観測したことがあるほど乾燥している日本の冬。

 

夏はといえば湿度100%を超える日も少なくありません。気候変動が大きく四季のある日本では、季節ごとに違った乾燥肌対策が必要です。まずは季節が肌に及ぼす影響を見ていきましょう。

 

春は春一番といわれるように突風が吹くことも多く、風は肌の水分蒸発を加速させます。また花冷えと呼ばれる日があるように、花が咲くほど暖かい日もあれば冷え込む日もあり、体全体のバランスも崩れがちです。春先は以外と紫外線も強いのですが夏ほど紫外線を意識せず過ごすため、紫外線は無防備な真皮層まで届きダメージを与えます。

 

花粉も黄砂も飛び、屋外でも屋内でも空気は汚れている状態です。日本の社会全体でも春は新しいことがはじまる時期、意識しないうちにストレスをため込みます。

 

夏は紫外線が強くなる季節です。太陽からの有害紫外線を吸収してくれているオゾンに穴(オゾンホール)が観測される現代では、乾燥肌だけでなく体全体の健康のために紫外線を浴びる時間を制限しましょう。

 

汗として体の水分が出やすい夏は、体全体が水分不足になりミネラルも汗と共に失います。汗を肌にそのまま残しておくと雑菌が繁殖し角質層を荒らすため、適度に肌を清潔に保つ必要があります。

 

空気中の湿度は高い状態ですが、エアコンの冷風などで肌表面は乾燥します。 秋冬の日本列島は太平洋側で特に空気の乾燥がみられます。寒い外気にさらされると、私たちの体は体温維持のために血管を収縮させるため末端の血管まで栄養が届きにくくなります。

 

すると体の外側の表皮まで栄養が充分行き渡らずターンオーバーも緩やかになり、皮膚のバリアとなる皮脂の分泌も低下します。屋内でも暖房器具が空気中の水分を奪います。乾燥して敏感になった皮膚は、衣服で擦れても温まって血行が良くなってもかゆくなります。皮脂分泌が誰でも少なくなる秋冬こそ、乾燥肌を発見したら早い時期からの適度な保湿が必要です。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

日本の季節と乾燥肌関連ページ

現代社会と乾燥肌
現代社会と乾燥肌の関係について掲載します。
隠れ乾燥肌
隠れ乾燥肌(インナードライ)について掲載します。
乾燥肌が進行すると
乾燥が肌内部で進行すると、角化によるターンオーバー(新陳代謝)が急激に早くなり角質層の中の天然保湿因子NMF(Natural Moisuturizing Factor)も減少します。
乾燥肌チェック
乾燥肌かをチェックする手段を紹介します。