昔ながらの乾燥肌対策

近頃、美容関連の記事などでよく聞く酵素ですが、体の中の酵素にも消化に関係する酵素と代謝に関係する酵素があります。酵素は体の中でタンパク質から作り出され、食べ物の消化や代謝などあらゆる生命活動に関係しています。

 

現代の日本人は肉食により昔の日本人に比べ、消化酵素の消費が激しいそうです。加えて不規則な睡眠時間で、夜間に酵素が作り出されるのが阻害されています。

 

体の中で定められた量が作られる酵素を食べ物の消化で使われてしまうと、代謝のための酵素は少なくなります。代謝酵素が少なくなると当然肌の代謝にも影響が出ます。

 

代謝のための酵素は体内の酵素でしか補えないため、消化のための酵素を体の外から取り入れて補うしかありません。この役目にとりたいのが食べ物に含まれる酵素です。

 

日本の昔ながらの食品の中では発酵食品に酵素が豊富にみられます。納豆の健康効果はナットウキナーゼの血栓を溶かす効果で知られていますが、納豆にはビタミンBやEが大量に含まれています。

 

テレビ番組で納豆のポリグルタミン酸から化粧水を作っているのを見たことがありますが、ポリグルタミン酸の保水力はヒアルロン酸と比べると約10倍、しかも天然保湿因子を増加させ肌細胞を活性させるそうです。

 

化粧水を作るには薬局で無水エタノールを買ってこなくてはなりませんが、今ではポリグルタミン酸を含んだ化粧品は石鹸や化粧水などに商品化されているようです。

 

食べて酵素を増やし、付けて乾燥肌に良い化粧品の原料になる納豆ですが、さらに凄い日本古来の発酵食品がイカの塩辛です。

 

ビールに酵母が使われているのは知られていますが、100グラムのビールの酵母が約60億に対してイカの塩辛の酵母数は約100億!また酵母が発酵することによってイカ自体のコラーゲンの吸収率が、普通のコラーゲンの約9倍にも高くなっています。

 

納豆もイカの塩辛も保存するときに酵母の餌に少量の砂糖を加え、食べる際に空気を含ませるように混ぜるとアミノ酸が増え酵母も元気になります。 糠漬けや植物性の乳酸菌であるラブレ菌で発酵した、京都のすぐき漬けにも沢山の酵素がみられます。

 

漬け物の優れているところは、野菜に熱を加えないため熱に弱いとされる酵素を充分に取り入れられるところです。数年前から流行している調味料に塩麹がありますが、実は伝統ある東北の調味料。

 

常温保存できる伝統の塩麹は現在の塩麹の約2倍の塩が使われているようです。冷蔵庫のなかった昔から作られている発酵食品は体内の酵素を補給し、肌代謝を助けてくれる日本人の「肌に合った」食物酵素です。使われている塩分を気にしながら、上手に普段の食事に取り入れて乾燥肌対策に役立てたいものです。

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